サウンドの基盤をつくる
ベースは音程楽器の中の最低音部を担当する楽器で、バンドサウンドに音圧、音の厚みを加え曲全体に迫力と広がりを与えます。
ギターやキーボードが同じコードを弾いても、ベースが弾く音を変化させることでコード進行にアクセントを付けることが可能です。
同じコード進行を繰り返していても、ベース音を変更していくことでサウンド全体の雰囲気をベースがコントロールすることも可能です。
このように、ベースは音程楽器の中で一番低い低音を担当することから、コードの響きを決定づける重要な役割をもっているのです。
ドラムがサウンドの強弱による高低差を作っていくのに対し、ベースは音階楽器の最低音部をコントロールすることでサウンドの雰囲気を作ります。
ベースとドラムのリズム隊がサウンド全体へ与える影響は、演奏の良し悪しの大部分を占めているため非常に重要なポジションになります。