エレキベースの形

みなさんベースと言うとどんな形を思い浮かべますか？ひとくちにベースといっても色々な種類があります。メーカーやモデルによって、作りや音にも違いがあり、自分の好みによって選ぶことが出来ます。今回はエレキベースにはどんな形のものがあるのか解説をしていきますので、ベース選びのときの参考にしてみてください。

フェンダータイプ：

フェンダータイプとは、アメリカのフェンダー社で作られたモデルのベースの総称です。フェンダー社はピックガードが特徴的でもありますね。その中でも大きく分けるとプレジションベース型とジャズベース型とに分けられます。プレジションベース、通称プレベは1950年代に作成されました。ピックアップはハムバック1組で、シンプルな構造になっています。ジャズベース、通称ジャズベはベースの中でも人気の高い形で、プレジションベースの発売後1960年に発売が開始されました。ネックはプレジションよりもやや細く、ピックアップもフロントとリアにシングルコイルが1つずつ付いていて、それぞれをボリュームコントロールすることで、さまざまなジャンルにも使いやすいように設計されました。

その他の形：

フェンダー社以外にもベースを作成しているメーカーは数多くあります。その中でも歴史のあるのが、リッケンバッカーです。独特なボディーやピックアップを搭載しているので、他では出せないサウンドを奏でることが出来ます。ギターでも有名なギブソン社から出ている、SGやサンダーバードも人気のベースです。SGはボディーのいわゆる角に当たる部分が上下で同じになっていて、カブトムシのようにも見える形になっています。サンダーバードも形が特徴的で、ボディーの下の部分が突き出している形のベースです。その他にもワーウィック、スペクターなど形はさまざまあります。形ではありませんが、プレジションベースとジャズベースのピックアップを併せ持つ、PJピックアップ型などもあります。また、一般的にはベースは4弦ですが、5弦6弦などの多弦ベースなどもあります。

エレキベースを始める時、どんな機種のモデルを選ぶかも楽しみのひとつです。好きなアーティストの持っているタイプで選ぶもよし、単純に形で選ぶもよし。また、ピックアップによってもサウンドが変わるので、好みの音で選ぶのもよいと思います。ここでの情報を参考に、自身にぴったり合ったベースを見つけて、テクニックも向上させていきましょう！