ベース初心者におすすめの弦と選び方

ベース教室・ギター教室では、本格的なエレキベースレッスンやエレキギターレッスンを受けることができますが、「弾くこと」に集中しがちなレッスンでは、なかなかギターやベースについての知識を深めにくいものです。今回は、初心者にもわかりやすいように、弦の種類を解説しながら、基本の弦の選び方について見ていきたいと思います。

 

巻き方による弦の違い

そもそも弦は、ベースやギターにおける「消耗品」。定期的な買い替えや張り替えがマストとなるものです。ベース教室やギター教室に通いはじめた頃にはどの弦が自分に合っているかわからなくても、弾き続けていくうちに好みや扱いやすさによる違いが明確になっていくもの。なので、まずベース初心者は、弦の本数・長さ・材質・太さ・巻き方などに注意し、扱いやすいものを選ぶようにしましょう。ベースの弦の巻き方は、ラウンドワウンドとフラットワウンドの2つが主流となっています。表面に凹凸をつくり滑りをよくしているラウンドワウンドは、よりオーソドックスであらゆるジャンルの音楽に向いています。一方で、表面がフラットで摩擦フラットワウンドは、ジャズや60年代〜70年代の音楽に多く遣われている巻き方。初心者の場合は、運指がしやすくいろいろな音楽に対応しているラウンドワウンドがおすすめです。

 

材質による違い

ベースの弦の主流は、ニッケル製またはステンレス製のどちらか。ほかにもナイロン製などの弦もありますが、一般的に使われていて人気が高いのは、やはりニッケル製の弦です。その理由は、いろいろな音楽を表現しやすい点・リーズナブルな価格が設定されている点・各種メーカーから豊富な種類が登場している点など。弦の種類によって音の質が変わってきますが、ニッケル製の弦は、初心者にも弾きやすいと感じる弦。ステンレスと比べるとぐっと扱いやすくなっています。自分の出したい音というのが分かってきたら、他の材質を試してみるのが良いでしょう。

 

初心者におすすめの弦はこれ!

べース弦を選ぶ時にもいろいろとチェックしたいポイントがあるため、初心者にはむずかしく感じることもあるかもしれませんが、弦の音の違いについてわかってくると、自然と自分好みの弦が選べるようになってきます。最初のうちは、友達が使っているベースの弦の弾き具合を試してみたり、積極的にいろいろな弦に触れたりするのがとてもおすすめです。はじめは、定番モデル・ニッケル製・ラウンドワウンドをキーワードに、ゲージ(弦の太さ)045、065、080、100の弦を選ぶようにすると安心ですね。ベース教室のエレキベースレッスンでも、初心者におすすめの弦や扱いやすい弦などについてご相談を受けておりますし、その他気になる点について何かありましたらお問い合わせください。