株式会社アダチ音研では、一般企業に向けて、音楽を用いたセミナー、研修を行っております。「通常の研修では物足りない」「新しい角度からのセミナーを開催したい」などのニーズに幅広くお応えしています。
= コミュニケーション研修 =
打楽器を使ったコミュニケーション研修
打楽器を使ってコミュニケーションに必要なスキル啓発を図ります。
また、複数の打楽器による合奏(アンサンブル)を活用して、自分の強みや特性を理解したり、職場でよく起こる問題を解決するためのスキルを高め、それぞれの役職・役割としての観点や行動指針を実践的に学びます。
対象者
管理職
解決できるお悩み
●コミュニケーション能力を向上させたい
上司と部下、チーム内、対外との交渉など、全てのコミュニケーションの基礎を学びます。
●チームをまとめる方法が知りたい
チーム内メンバーの関わり方を学習し、活性化した組織をつくるための観点を理解していきます。
●仕事をスムーズに進めたい
組織で仕事を進める際に必要な土台となるスキルを身に付けます。
プログラム概要
●ねらい
・円滑なコミュニケーションを図る
・部署内・チーム内の協働力を高める
●内容
ドラムセットを使って協力とコミュニケーションの基本を学びます。
打楽器の集合体である「ドラムセット」本来の「マルチタスク」的要素を、それぞれの楽器が持つ役割や要素に分割「シングルタスク」化することでコミュケーションの土台を理解します。
楽器ごとの特性や役割りなどを把握し理解する座学と、打楽器の演奏・合奏(アンサンブル)を通じてコミュニケーションを実践的に理解する2部構成です。
【特徴】
・楽器の特徴・役割から学ぶ自己と他者の理解
・リズムアンサンブルから学ぶ協働
・アドリブから学ぶコミュニケーションスキル
【会場】
※ 弊社スタジオでにて実施致します。
【打楽器を使ったコミュニケーション研修・実例】
・ドラムセットとは? 【講義】
ドラムセットはポピュラー音楽(普段耳にする、ロックやポップス、歌謡曲、など)の中でリズムをつかさどる楽器です。TVやライブ会場などで、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
ドラムセットは、大太鼓、小太鼓、シンバルなど様々な打楽器を集めできた楽器で、本来一人で演奏するためにつくられた楽器ですが、集められた楽器それぞれに役割が与えられています。
[思考]:打楽器の集合体「ドラムセット」=「会社」「組織」「チーム」に置き換えて思考する
・リズムを刻むための各楽器の役割 【講義】
①バスドラム(大太鼓)
ドラムセットの中で一番大きな太鼓で一番低い音が出ます。揺るぎないリズムを支える「土台役」です。
②スネアドラム(小太鼓)
ドラムセットの中で唯一、スナッピー(響き線)が付いた太鼓で、アクセントのある音が特徴です。リズムの中では、バスドラムがつくる土台のうえで「合いの手」を入れる「女房役」です。
③ハイハットシンバル(合わせシンバル)
ドラムセットのために開発されたのがハイハットシンバル。足で2枚のシンバルを合わせて音を出しますが、それ以外にスティックで合わせたシンバルを叩いて音を出します。
リズムの中では細かく均一なパターンを刻む「定規役」です。
[思考]:「土台役」「女房役」「定期役」担当はどの役職?
[思考]:組織における役割りを「打楽器」に置き換えて、プロジェクトとして「合奏」を成功させるには何が必要?
・リズムアンサンブルの定義 【講義・実技】
それぞれの楽器を一人ひとつずつ3名でリズムアンサンブル(合奏)をします。3名が上手にアンサンブルすることができると、リズムパターンが完成します。リズムパターンを完成させるためには「何が必要」で「何に注意」しなければならないのか?を体感します。
「リズム感」=リズムを奏でるうえでの基礎能力。一定の間隔で発音することができること。
[思考]:「リズム感」=「仕事に必要なスキル」に置き換えて思考する
≪テーマ≫
・リズム感は誰でも既に持っている
・リズム感は鍛えることができる
「リズムアンサンブル」=二人以上の人間が一つのリズムを奏でること
[思考]:「リズムアンサンブル」=「プロジェクト」「組織運営」に置き換えて思考する
≪テーマ≫
・相手のリズムパターンを理解しなければならない
・相手の音を聞かなければいけない
・相手の音を聞きすぎてはいけない
・全員が共通のテンポを目指すための「メトロノーム」の重要性
【研修を体験された皆さまの声】
打楽器の演奏という普段とは全く違った視点から見た組織のしくみは非常に共通点も多く、全く違った視点だからこその気付きが多くあった。
「プロジェクト」を成功させるために必要な要素が、シンプルな打楽器の「アンサンブル」から感じ取ることができる貴重な研修でした。
大変興味深い研修でした。この体験をどう解釈してどう仕事にフィードバックするかは体験した者の思考の深さにゆだねられている。活かすか殺すかは自分次第である。
※プログラムは目的に合わせてカスタマイズが可能です。まずは、メール、お電話にて遠慮なくご相談ください。
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