ベースのオススメ上達法(ピック弾き編)

今回はベースのオススメ練習方法をご紹介します。

 

ベースの演奏方法には、「ピック弾き」「指弾き」「スラップ奏法」などがありますが、今回は「ピック弾き」について解説していきます。

他の楽器同様に、基礎練習は上達への一番の近道です。しっかりと抑えていきましょう。

 

ピッキング編:

ピック弾きの場合にはピッキングによってメリハリや明暗などつけることができますが、その前にまずは音が一定の強さでピッキングができるようにしましょう。ピッキングをするときに、右手を固定しておくと音が安定します。固定していないと力の加減がうまくいかずに汚いベースラインになってしまいますので注意して練習しましょう。

 

ピックは素材や形状によってサウンドや弾きやすさが変わります。好みの音色や、弾きたいフレーズに合わせてピックを選んでみましょう。

 

素材の種類:

・セルロイド(バランスのとれた標準的な素材。)
・ポリアセタール(セルロイドよりもアタック感が強い固い音がする。)
・ウルテム(人間の爪に最も近いとされる素材で高価。表現の幅が広い。)
など

 

形状の種類:

・トライアングル型(正三角形の角を丸くした形状。ベーシストが一番多く使用している。)
・ティアドロップ(二等辺三角形の角を丸くした形状。先端がシャープなのでピッキングがスムーズ。)
・ジャズ型(ティアドロップより更に先端がシャープな形状。細かな演奏がしやすい。)
など

 

厚さ:

ベースの弦は太いので、ある程度厚みのあるピックが良いと思います。

 

メトロノームを使った練習方法:

ベースはドラム同様リズムの専門家のパートです。しっかりとリズム感を鍛えてバンドを支えるベーシストを目指しましょう。

 

練習用のフレーズはルート音だけを弾くのでも、得意なフレーズを弾くのでも問題ありませんが、ピッキングの練習ですので、最初のうちはルート弾きが良いでしょう。ルート弾きに慣れたら複雑なフレーズに移行していきます。

 

テンポはまずゆっくりから始め、4分音符、8分音符など演奏している音符と、メトロノームの音を両方意識しながら練習します。慣れてきたらだんだんとテンポを上げていき体でリズムを取りながらしっかりと弾けるようにしましょう。

 

上達する為には同じフレーズの反復練習が効果的です。根気よく楽しみながら練習しましょう。