ベースのオススメ上達法(指弾き編)
今回はベースのオススメ練習方法その2です。 前回のピッキングと合わせて練習に取り組みましょう。
指弾き編:
指弾きはフィンガー・ピッキングと言われ、ベースの奏法の中でもベーシックでスタンダードなものです。
人差し指と中指を使って弦を弾くツーフィンガー・ピッキング元にし、薬指を加えたスリーフィンガー、さらに小指もプラスしたフォーフィンガーと、使う指が多いほど難易度は高くなっていきます。
まずは基本的な『ツーフィンガー』をマスターしていきましょう。
基本フォームは親指をピックアップに引っ掛けて弾くスタイルです。高音弦を弾くときは低音弦に指を引っ掛けて弾くのがよいでしょう。
次に人差し指と中指の指の当て方です。弦に対して指のかけ方で音の質も変わってきます。硬めの音を出したいときには指先で弦を引っ掛けます。もう一つ指の腹の部分で弦を弾くと太めの音が出るようになりますので用途に応じて弾き分けるのがよいでしょう。
今回のツーフィンガーで最後に注意しておくべきことがあります。それは人差し指と中指の長さです。
そのまま弾いてしまったのであれば、中指の腹の部分に当たったとしても、人差し指では指先で弾くことになります。
これでは音の粒がそろわず、音質もまばらになってしまいます。ので、個人差がありますが、指を斜めにして両指の同じ個所で弾けるようにするなど工夫が必要になります。
さらに指の力がそれぞれ違うので、なるべく同じ強さで弾く癖をつけましょう。
ピッキングと合わせ、まずは弾き方の基礎を体に覚えさせていきましょう。