ベースの録音をスマホで行うには?必要機材とやり方を解説

ベース教室、ギター教室の生徒さんから「ベースの録音をスマホで行いたいけれど、どうすればよいですか?」と聞かれることがあります。確かにエレキベースレッスンやエレキギターレッスンをスマホで録音できたら、いつでもどこでも再生できて、便利ですよね。ここでは、ベースの録音をスマホで行うために必要な機材ややり方などをご紹介します。

 

スマホで録音する際に必要な機材

必要な機材は、オーディオインターフェイス、ダイレクトボックス、モニターヘッドフォンです。オーディオインターフェイスとは、スマホにベースの音を送るための入力装置です。価格帯は、スマホに特化したものであれば5000円以下で購入できます。購入する場合は、必ずご自分のスマホに合ったものを確認するようにしてください。次に、ダイレクトボックスとは、ノイズを受けやすい不安定なベースの信号を安定した信号に変えてくれる役割を持っています。ベースの信号は「アンバランス信号」と呼ばれ、不安定なためノイズを拾いやすいのですが、ダイレクトボックスはクリアな「バランス信号」に変えてくれるので、演奏に集中することができます。価格はオーディオインターフェイス同様、5000円以下のものから50000円を超えるものまでいろいろあります。購入する際は、動作環境と仕様書を確認し、ご自分のスマホに対応しているものを選ぶようにしましょう。そして、モニターヘッドフォンもクリアな音を追及される方には欠かせません。こちらも価格は様々で5000円前後のものから30000円を超えるプロ仕様のものまで幅広く揃っています。

 

スマホでの録音のやり方

まずベースから出たシールドのダイレクトボックスのインプットに挿入します。次にダイレクトボックスのバランスアウトから、オーディオインターフェイスのインプットへ。そして、オーディオインターフェイスの各アウトプットから、スマホとヘッドホンにベースの音を送信します。スマホ内の音も、オーディオインターフェイスを経由してヘッドホンから聴くことができます。つまり、ベースとオーディオインターフェイスの間にダイレクトボックスを挟むイメージです。機材は多ければ多いほど、音が痩せる原因になってしまうので、シンプルな方がおすすめです。あとはスマホの録音機能を使って演奏を録音するだけです。

 

当教室に通っている生徒さん達も、エレキギターレッスンやエレキベースレッスンをスマホで録音して繰り返し聞いています。ご紹介した以外にも様々な方法があります。ご自分にピッタリの方法を見つけて、スキルアップにつなげていきましょう!