【厳選!】 ベースのおすすめメーカー5選 【初心者も必見!】

昨今、”ステイホーム”により、家にいる時間が長くなり、「この機会に楽器を始めよう!」「昔やってたから、また始めてみようかな!」という方が増えているようです。

 

しかし、様々な楽器メーカーがエレキベースを展開しており、その種類や特徴は多種多様であるため、購入を迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、数ある楽器メーカーの中から5つに厳選し、おすすめのベースメーカーを特徴もふまえて徹底解説していきたいと思います!

 

ベースのおすすめメーカーその1 Fender

まず、最初にオススメするのは「Fender」です。
「Fender社といえば何?」と聞かれた、「エレキギター!」と答える人の方が多いのではないでしょうか?しかしながら、世界初のフレット付きエレキベースはこのFender社から生み出されたのです!
そのため、多くの世界的なトップベーシストが愛用しており、ベーシストであれば一度は弾いてみたい!という方も多いと思います!

 

とはいえ、歴史が非常に長いが故に、様々なラインナップがあるので、「どれにすればいいかわからない」という悩みを持つかと思います。。。
そんなお悩みを持っている方に、Fender社の中でも特におすすめのベースをご紹介します!

 

<Fender Player Precision Bass>
「低価格帯でありながら、重厚感のあるエッジの効いたサウンドを実現したコスパ最強の一本」
【価格帯】
65,000~80,000円(中古~Fender社公式HP)
【特徴】
メキシコ製Playerシリーズは現時点で日本製、アメリカ製を含めた現行のFender社のラインナップで一番安価なモデルです。
しかしながら、音はブリブリで「これぞプレべ!」って感じの力強く太い音を出してくれます。
色も7色展開、指板はメイプル/パーフェローの2つから選べますので、見た目や更なる出音のこだわりを追求できる一本です!

 

ベースのおすすめメーカーその2 YAMAHA

次にオススメするのは「YAMAHA」です。
ピアノや管楽器、弦楽器でも有名なYAMAHAですが、ベースも一級品です。
ジャズ、フュージョン、ポップス系のトッププレイヤーだけでなく、ハードロックやヘヴィメタル系のプロミュージシャンも贔屓なしにヤマハを選ぶほど、そのサウンドの評価は高いと言えます。

 

日本製ならではの高いデザイン力と生産力により生み出されるYAMAHAは、5弦・6弦ベースといった多弦ベースにも力を入れており、こちらも多くの種類があります。
そんな中から「初心者」の方に紹介するのはこちら!

 

<YAMAHA BB234 YNS>
「YAMAHAの伝統と進化を兼ね備えたオールマイティな一本」
【価格帯】
35,000〜45,000円(中古〜YAMAHA社公式HP)
【特徴】
ベースとしてかなりお手頃な値段にも関わらず、非常に高いポテンシャルを持った一本です。
仕様の中で特徴的なこととして、ピックアップが「PJタイプ」であるということが挙げられます。
PJタイプの説明は以前のコラムを参照!
サウンドに関しては、上記のPJタイプのスイッチングによって多彩な音色を出せるため、どんなジャンルにでも対応が出来ます。

 

しっかりとした低音域とアタックの強い中高音域を持っているため、非常に輪郭のはっきりとしたサウンドとなっております。

 

さらに、ボディサイズも小ぶりで軽量に設計されており、ネックが握りやすいため手の小さい方にもおすすめです!

 

ベースのおすすめメーカーその3 フジゲン(FGN)

3つ目にオススメするのは「フジゲン(FGN)」です。
フジゲンは、長い歴史を持った老舗国産ベースメーカーです。自らのブランドのギターやベースを製造、販売する傍ら、IbanezやG&Lの有名メーカーのOEM製造を担っています。
(*OEM製造:他社ブランドの製品を製造すること)
そのため、日本製らしい実直で丁寧な作りであるのは勿論のこと、OEM製造によって培った高い技術力を存分に活かしたポテンシャルの高いベースを提供しています。
そんな中から、「初心者~中級者」の方々にオススメするのはこちら!

 

<FUJIGEN(フジゲン) NJB10RAL Neo Classic Series>
「サウンドバランス、作り、見た目、全てにおいて至高の一本」
【価格帯】
72,000~97,000円(中古~フジゲン公式HP)
【特徴】
「失敗しない入門ベース」が欲しい!という方には、この一本は最も間違いない選択肢ではないでしょうか。
さらに「オールマイティに弾けるベース」がもう一本が欲しい!という方にもオススメ!
音の明瞭さ、サステインの伸び具合は勿論のこと、メイドインジャパンならではの非常に丁寧な作りによって、ユニバーサルなジャズベ感とともに音作りの幅が非常に広くなるためオールマイティなベースとして活躍してくれることでしょう。
ちなみに、こちらのシリーズには、「NJB20RAL」という上位互換機があり、NJB10RALと比べて音のレスポンスが改善されており、より音の明瞭さがはっきりとしています。なお価格帯は120,000~150,000円と少しお高めです。

 

ベースのおすすめメーカーその4 Bacchus

4つ目にオススメするのは「Bacchus」です。
Bacchusは、長野県の株式会社ディバイザーが運営するブランドで、1994年にスタートしました。
高クオリティのギターやベースを低価格で販売しており、アマチュアからプロまで非常に高い評価や人気があります。
シリーズとしては非常に種類が豊富であり、現在ではユニバースシリーズ/グローバルシリーズ/クラフトシリーズ/ハンドメイドシリーズの4種類があります。
そんな豊富な種類の中から「初心者」の方にオススメするのはこちら!

 

<Bacchus WL-434>
「上質なサウンドを奏でてくれるコスパ最強のジャズベース」
【価格帯】
35,000~65,000円(中古~公式HP)
【特徴】
一番大きな特徴は「大きさ」です。通常ベースというものは34インチスケールなのですが、このベースは1インチ小さい33インチスケールのベースです。
なので通常のスケールが少し大きくて扱いにくいという方、もともと手の小さい方や、パフォーマンスの幅を広げたいといった方にもオススメです。

 

音色としては、コシのある中音域が非常に特徴的で、「これぞジャズベース!」といったようなテンション感もサステインなどのしっかり持ち合わせています。
さらに同シリーズは、「スケールの違い」「パッシブ/アクティブの違い」「カラーバリエーション」などバリエーションが非常に豊富で、このシリーズの中でも迷ってしまうかもしれませんね。

 

ベースのおすすめメーカーその5 Musicman

最後にオススメするのは「Musicman」です。
Musicmanは、フェンダー社を退社したメンバーによって設立されたメーカーです。
おそらくMusicmanといえば「スティングレイ」というベースの名機のイメージが強いことでしょう。
スティングレイの特徴は、リア寄りに大きいポールピースを持ったハムバッキングタイプのピックアップ、そして馬力のあるオリジナルプリアンプが付いています。この特徴によってスティングレイは非常に攻撃的かつ金属的なサウンドを出してくれます。
そんな中から、「中級者~上級者」かつ「攻撃的なサウンドを出したい」という方にオススメするのはこちら!

 

<Musicman StingRay4>
「万能かつ唯一無二の音色を奏でる名機」
【価格帯】
150,000~250,000円(中古)
【特徴】
やっぱり本家スタンダードのスティングレイです。スラップでもピックなどでもバキバキなサウンドで、きっと大活躍してくれることでしょう。

 

勿論見た目の美しさも最高で、ナチュラルカラーは木目の美しさを存分に楽しめます。
さらに、同シリーズは5弦(StinbRay5)やフロントにハムバッカーやシングルコイルを追加したHHやHSスタイルというのも存在しており、ピックアップの組み合わせによってより多彩な音作りが可能なモデルもあります。

 

さて、今回は数ある楽器メーカーの中から5つに厳選、そのメーカーの中からさらに厳選の1本をご紹介してきました!
「初心者の方への1本目」だけでなく「中級者の方への2本目」としても強力な相棒になってくれるベースを広くオススメしましたが、やはり、後悔せずにベースを選ぶためには、譲れない基準となるものを自分の中に持つことが大事です。
そして最終的は自分で試奏をしてみて、一目惚れするものがあればそれが最強の相棒になってくれると思います!