ベースが上達しない人の特徴とは?上達のコツを解説

 

ベースを始めてみたけど、なぜか上達しない。もしくは、演奏できるのにあまり評価されないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

もちろんベース自体が奥深く、難しいとされる楽器だからという理由も考えられます。ただ上達する人と上達しない人にはいくつか違いがあるのです。そこで今回、ベースを練習しても上達しない人の特徴と上達するためのコツについて紹介していきます。

 

ベースが難しい理由

 

地味なイメージを持ちますが、実は単体での練習だけで上達することが非常に難しい楽器です。

 

ベースは曲の土台となるリズムを生み出し、曲全体をまとめるという重要な役割があります。他にもグルーヴを出す、曲に合わせたミュートやカットなどを適宜使ってメリハリをつけるなど、メロディを引き立たせられるような安定した演奏が必要です。

 

しかし、他のコード楽器やメロディがあってはじめてベースの役割を理解できます。独学など1人で練習していては上達度合いや問題点が見えてきません。こうしたいくつもの要素を理解しマスターする必要があるため、ベースは難しいとされるのです。

 

ベースが上達しない人の特徴

 

ベースが上手く弾ける人と、なかなか上達しない人の違いが見受けられます。ではベースが上達しない人にはどのような特徴があるのかを挙げてみましたので、順に見ていきましょう。

 

ベースの役割を理解していない

ベースの役割を理解していなければ、単にコードなどを覚えて音を鳴らせるだけになってしまいます。そうならないためにも、リズムを奏でるとは一体何をすることかを理解する必要があるのです。

 

リズムを奏でるには、グルーヴを意識しながらフレーズやテクニックといった要素を組み合わせなければいけません。なかなか上達しない人は、こうしたベースの役割が理解できていないと言えるでしょう。

 

リズム感がない

リズム感がない人の特徴には、メトロノームを使ったリズム練習をしていないことが多いです。その理由には「何回も曲を聴いているからリズムを捉えられている」「曲に合わせて練習しているから大丈夫」「もともとリズム感はあるほうだ」などがあります。

 

これはあくまで都合の良い解釈でしかありません。メトロノームを使った練習を積み重ねた人とそうでない人とでは、リズム感に明瞭な差が出ます。そんなことはないと言うのであれば、一度メトロノームを使って弾いてみれば分かるでしょう。

 

テクニックだけを磨いている

難しいことができれば上達したと勘違いする人がいます。例えば難しいとされるコード進行や奏法、速弾きなどができるようになったなどです。

 

もちろん、様々なテクニックを磨き上げることは素晴らしいことであり、決してとがめられることでもありません。むしろプラスの要素になるでしょう。しかし、テクニックだけを求めていてはベース本来の役割を理解した演奏はできません。

 

ベース上達のコツ

 

ベースを上達させるコツは、上達しない人の特徴とは反対の意識を持って練習することです。そして、ベースが上手い人の特徴を捉え、練習することで今より確実に上達できます。

 

音楽理論を学ぶ

音楽理論を学ぶことは、理論的に音楽の構造やベース演奏に必要な手法などを理解することになります。これは、ベースの役割を理解する知識でもあるのです。

 

ベースの役割が明確になることで、何を練習すれば良いかも見えてきます。つまり、自分よがりの練習ではなく、上達するために必要な練習を知ることにもなるのです。

 

メトロノームでリズム感を鍛える

 

ベースにとって重要なリズム感はメトロノームを使って反復練習しましょう。

 

基礎練習であると共に、ベース演奏の命にもなるリズム感は練習すればするほど体に染みつきます。これは1人でも問題なく練習できるので、地味だからといって手を抜かずコツコツと積み上げることが大切です。

 

背伸びした演奏をしない

 

自分のテクニックに見合わないことをすると不安定な演奏になります。

 

それよりも、今自分ができることを正確に安定して演奏できるようにしましょう。そうすることで着実な上達にも繋がり、自信にも繋がるのです。

 

ベースの上達をサポートする「ベース義塾」

上達できない人の特徴は「主観的」であり「客観的」な捉え方ができていないことにあります。また、他のコード楽器やメロディがあってはじめて役割を理解できる楽器です。

 

こうした問題を解決できるのが、専門インストラクターによる全方位型レッスンで効率的にベースをマスターできる「ベース義塾」です。

 

「ベース義塾」では市販教材を使ったレッスンではなく、独自開発した完全オリジナル教材を使用しています。受講生それぞれに合わせたカリキュラムを組み、音楽の根幹となる音楽理論と演奏技術など多彩なトレーニングが可能です。

 

例を挙げると、アンサンブルにおけるベースの役割を学べる「アンサンブルレッスン」、レコーディングにより客観的に分析を行う「実力UPレコーディング」などがあります。またマンツーマンの完全個別レッスンを採用しており、受講生のペースで進められるので周りを気にする必要もありません。

 

練習環境が整った「ベース義塾」は、ベース上達を目指す人を丁寧にサポートします。

 

ベースの上達を目指すなら

 

今回は、ベースが上達しない人の特徴について紹介してきました。ただ理屈は分かっても、いざ練習すると難しいものです。