ベースが上手い人の特徴は?上達の秘訣も解説
なかなかベースが上達しないことに、悩んでいる人はいませんか?どんなにベースが上手い人でも、みんな同じ悩みを乗り越えてきました。本記事では、ベースが上手い人の特徴や、ベース上達の秘訣について解説しています。最後まで読めば、ベースの上達方法が理解できることでしょう。伸び悩みを感じているベーシストは、ぜひお読みください。
ベースは難しい?
一般的に、ベースはギターよりも難しい楽器だといわれています。「リズム感やコードの知識を求められること」が、大きな理由のひとつです。サウンドの土台を担うベースは、リズムやコード進行を的確に守らなければなりません。サウンド全体を取りまとめ、陰ながら引っ張っていく存在なので、より専門的な知識が必要なのです。もちろん個人差はありますが、楽器初心者にとっては、弾きこなすのに時間がかかる楽器といえるでしょう。
また、メインのメロディを奏でるギターと比べると、ベースはメロディの起伏が少ない楽器です。ギターやドラムよりも注目を集める機会が少なく、練習のモチベーションを維持しにくい点も、ベースの難しさのひとつでしょう。
ベースが上手い人の特徴
ベースが上手い人には、いくつかの特徴があります。ここでは、大きく3つの特徴をピックアップしてご紹介します。
■リズムが安定している
リズムの安定性は、ベーシストの必須要件です。他の楽器やボーカルが安心して自分の音を出せるかどうかは、ベースのリズムにかかっています。スラップなどのテクニックも重要ですが、リズム感がもっとも重要だといっても過言ではありません。派手なテクニックをせずとも、安定したリズムでルート弾きができるベーシストは、スキルが高いです。
■サウンド全体に合った音作りができる
自分が出したい音だけではなく、「サウンド全体で聴いた時の音」を考えてベースの音作りができるベーシストは重宝されます。演奏時の細かなアタックの違いなどを、客観的に見ながら調整できるとさらに良いでしょう。ひとりよがりな演奏にならず、違和感やストレスがない音を出せるベーシストが理想的です。
■自己主張しすぎない
抑えるべき部分で自己アピール要素を抑えることも、ベーシストにとって重要な要素です。たとえば、メロディの美しさが魅力の楽曲で、派手なベーステクニックを多用するベーシストを想像してみましょう。これでは曲の魅力が伝わらないため、ベースが上手な人とは言えません。音やパフォーマンスの引き算ができるスキルは、大きな特徴のひとつでしょう。
■演奏そのものに不安がない
リズム感だけではなく、音の出し方や強弱の付け方、演奏時の姿勢などに不安がないこともポイントです。途切れのないスムーズな音や、緩急のついたメロディーラインを奏でられるベーシストはスキルが高いでしょう。ミスタッチや失敗は最小限に抑え、オーディエンスが不安を感じない演奏が求められます。
ベースが上達しない人の特徴
ベースが上達しない人は、「自分の音をきちんと聴いていない」という特徴があります。ベースは、ギターなどと比べると自分の出した音が聞き取りにくい楽器ですが、この意識の違いが上達レベルに差をつけます。自分の音を聴いていないと、サウンド全体に気を使うことは難しいからです。自分の音程やリズムが合っているかどうか、耳と頭をよく使って聴く努力が求められます。
また、「自信がないこと」も特徴のひとつです。音に自信が持てず、自分を下手だと思い込んでいるベーシストは、魅力的なサウンドが出せません。ポジティブな気持ちを持ってプレイすることも必要です。
ベース上達の秘訣は?
ベースを上達させるためには、「音をじっくり聴きながら、リズム感をキープすること」を意識しましょう。オーディエンスの視線をひとりじめするようなテクニックよりも、まずはサウンドの根幹を担うリズム感の安定性が重要です。個人練習時からクリック音を使用し、どんな曲でも一定のリズムで音が出せるようにトレーニングしましょう。自分の音も周りの音も、両方聴き取って演奏できるように、耳の「聴く力」も鍛えてください。リズム感も含めて、演奏そのものに安定感が感じられるようになるでしょう。
これに加えて、「自分に自信を持ちつつ、アピールする部分を見極めること」も大切です。オーディエンスが聞き惚れるようなベースは、ここぞという時に出すからこそ輝きます。ベースの音に迷いがあると、サウンド全体の魅力が半減してしまうため、ネガティブな感情を捨てて演奏しましょう。
「ベースが上手い人」になるために
今回ご紹介した内容を総括すると、ベースが上手い人とは、ベースの役割をしっかりと理解しているベーシストだと定義できます。自己本位な音を出さず、サウンド全体に気を配れるベーシストが、上手いベーシストです。ベースのスキルをワンランクアップするために、今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。
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