ベースの左手の押さえ方&コツ!上達する練習方法も
ベースを練習していると、左手の押さえ方がうまくいかなくて困った経験はありませんか? 一度コツをつかめば、すぐにきれいな音を出せるようになるでしょう。この記事では、ベースの押さえ方に関する基礎知識をお伝えします。押さえ方の種類や具体的なコツ、練習方法についても触れるので、読了後は今よりベーシストとしてランクアップしているはずです。初心者の人は、ぜひ参考にしてみてください。
ベースの押さえ方の種類
ベースの押さえ方(フィンガリングフォーム)には、2つの種類があります。
クラシックスタイル
親指とその他4本の指で、ネックを挟み込む基本的な押さえ方です。指を細かく動かしやすいので、運指が複雑な曲を演奏するときに役立つでしょう。しかし、初心者のうちは、うまく力が入れられなくてつらいかもしれません。
ロックスタイル
指全体でネックを握りしめる押さえ方です。少ない力で弦を押さえられるので、初心者でも押さえやすいでしょう。親指で4弦をミュートしながら演奏できるところもポイントです。ただし、指を動かしづらい押さえ方なので、どちらかというとルート弾きに適しています。
ベースの左手の押さえ方&コツ
ベースをきれいな音で鳴らすには、左手の押さえ方に気をつけましょう。ここでは、3つのコツを伝授します。
フレットの近くを押さえる
フレットの真上ではなく、少しずれた位置を押さえてください。自分側から見ると、数cm左側にずれた位置を意識するとGOOD。フレットから離れすぎていても雑音が混ざってしまうので、あくまで「フレットのすぐ近く」を押さえましょう。
指を少し寝かせて押さえる
フレットを押さえる指は、少し寝かせるのがポイントです。指が立ちすぎているとうまく音が鳴らず、逆に寝かせすぎるとほかの弦の音も鳴ってしまいます。弾きやすい、適度な角度を自分で探してみましょう。
ミュートを意識する
鳴らしたくない弦をミュートしておくと、クリアで美しい音が鳴ります。弦を押さえていない指で軽く弦に触れ、鳴らしたい弦だけを弾くように意識してください。初心者は難しいかもしれませんが、少しずつ慣れていきましょう。
ベース初心者におすすめの練習方法
ここからは、初心者でも正しい押さえ方がマスターできる練習方法をご紹介します。
指を横に広げる練習をする
うまく左手で弦を押さえるには、指を横に広げなければなりません。日常的に指を横に伸ばすストレッチを行いましょう。複雑な運指もスムーズに演奏できるようになり、スキルが大幅アップします。
ワンフレットワンフィンガー
ひとつのフレットにつき、ひとつの指を使って押さえる練習です。たとえば、2フレットは人差し指、3フレットは中指、4フレットは薬指……と決めることで、どの指にも同じ量の負荷をかけられます。練習を続けるうちに、指が大きく開くようになるでしょう。
手そのものの筋力を高める
フィンガーグリップなどを活用し、手の筋力を向上させましょう。手の力そのものが強くなれば、無理に強い力を入れなくても弦が簡単に押さえられます。練習のスキマ時間を使って、筋トレタイムを設けるのもおすすめです。
ベースの左手の押さえ方を学ぶなら
左手でうまく弦を押さえられるようになると、技術力の高いベーシストに一歩近づけます。むやみやたらに練習時間を増やすのでなく、「どう弦を押さえれば、きれいな音が鳴るか」を考えて演奏することが重要です。今回ご紹介した練習方法を参考にして、ベーシストに必要なスキルを高めていってください。
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